週末は久しぶりに連休だった。
いつもはおうちでの~んびり、が多い我が家だが、今回はよく遊んだ。
土曜日は東京散歩。青山にある「
ラ・ロンディーネ」という、知り合いのイタリアンレストランでランチをする。
地蛤の蒸し物→やりいかの野菜詰め→きのこのラグーの手打ちタリオリーニ→豚肉と春野菜の軽い煮込み→リコッタチーズのムース→ハーブティー。
どれも軽やかで、おいしい。サルディーニャの白ワインもよかった。
ここはお店の雰囲気もとても落ち着いていて、塩味も薄め。マダムの笑顔もステキ♪
年配の方も喜ぶと思う。
大満足の心とお腹で、青山霊園→国立新美術館、と歩き、六本木の「
パスティッチェリア イソオ」へ。ここは夫の元同僚がやっているお店。イタリア育ちの天才パティシエ(日本人です)のお店。
我が家にはいつも、ケーキやクッキーのはしっこなどがあるので、めったに外でお菓子は買わない。
だが、彼のお菓子は別である。フランス菓子とも家庭的なお菓子とも違う、洗練されたイタリア菓子なのだ。なかなかないと思う。
おなかいっぱいなのにあれもこれもと買い込み、今度は六本木通りを溜池へ。
夫は昔、西麻布に勤めていたので、「なつかしいな~、変わったな~」と言いながら、てくてく歩く。
「
ジュノーフルール」という友達の花屋に到着。パリから帰ってきたばかりの友達から、濃いピンク色のスウィートピーと豆の花のブーケを買う。
我が家に春がやってきた。
日曜日は一転、郊外へ。最寄り駅から30分の所にIKEAが出来たので、朝から出かけた。
普段は乗らない電車。外を見ると、ここはアメリカ?と思うくらい、広い。土地がたっぷりある。
郊外型のショッピングセンターがいろいろ出来ていて、みんなアメリカ人みたいに車で、1週間分の買い物をするんだろうなあ。
私たちはペーパーナプキンやストロー(たぶん使わないのに買ってしまった。カワイクて)などを買い、カフェでお昼ごはんを食べた。
ここのカフェは、懐かしの学食を思わせる、セルフサービスの食堂。
スウェーデンの伝統料理が、リーズナブルなお値段でいただける。
サーモンパテやミートボールなどを頼み、スウェーデンのビールを飲んだ。
近くのテーブルのおじいちゃんも、ミートボールとビールを楽しんでいる。
ミートボールにはリンゴンベリー(こけもも)のジャムが添えられていて、これがよく合う。やっぱり肉料理とジャムは合うんだなあ、とあらためて思う。
それにしてもIKEAは、スタッフがうろうろしていなくて、でも誰も困っていなくて。
こうやってロープライスが実現しているんですね。
家に帰って「イソオ」のケーキを食べ、NHKハイビジョンで「秩父山中花のあとさきムツばあさん」を観る。これは実は再放送で、私は既に感動していたのだけど、また観た。
自然の中に暮らしていると、雨の恵みや水の大切さなど、体で分かっている。
今朝、「夕方から雨」という天気予報を聞いて、「やだな~、洗濯物が乾かないなあ」と思った自分が、小さく思えた。
一歩でもムツばあさんのように、地球規模で物事を感じられるようになりたいものです。